どうやら近年、電動工具での事故が相次いでいるのだそうで、国民生活センターと消費者庁が共同運営する医療機関ネットワークによると、2019年4月~25年1月の間において、電動工具における事故が186件も報告されていて、適切な保護具を着用するなど、正しい使用が呼び掛けられています。

電動工具

工具の種類別では「丸のこ、電動のこぎり」が最多の66件となっていて、次いで「チェーンソー」の42件となっており、負傷部位別では「手・腕」が約8割にも上っており、工具に手を近づけ過ぎたり着衣が巻き込まれたりしてけがをする傾向にあるようです。

電動工具を使用する際、素手が基本となるのですが、振動の大きいチェーンソーなどでは手袋を装着した方が安全ですし、手の大きさに合う革手袋や防振手袋を選ぶ必要があり、繊維が巻き込まれる可能性のある軍手は、一見安全のように思えるのですが使用してはいけません。

他の対策として、保護メガネの着用や加工材をきちんと固定することなどを安全面を考慮した作業工程が必要で、中には割れた刃が飛んでけがをするケースなどもあるので、電動工具を使う際には、油断は禁物です。

2025/05/12(月) 11:32 ニュース PERMALINK COM(0)

COMMENT FORM

以下のフォームからコメントを投稿してください