OSGが航空機部品や電気自動車(EV)向けに、需要拡大が見込まれるスカイビング加工用工具を開発。
同社が歯車加工専用工具を展開するのは初めてとなります。

OSG

すでに顧客に粉末ハイス製工具を提供し、試験加工を開始しているのだそうで、超硬製や刃先交換式も開発中なのだとか。

今後は国内外の拠点ネットワークを活用して再研磨、再コーティングできる体制を整え、拡販していく方針なのだそうですよ。

スカイビング加工は加工対象物と工具を同期回転させながら加工するもので、専用機を使う従来のシェーパ加工やブローチ加工と比べ、二つの主軸を搭載した複合旋盤やマシニングセンター(MC)で加工できるため、汎用性があります。

成形工程と歯切工程を1台に集約できるため、日本をはじめ人材不足などが懸念される国や地域での需要拡大が見込まれていて、電動化の波が押し寄せる自動車業界では、駆動モーターの軽量化、高効率化を実現するために歯車の小型化、高精度化ニーズが高まっています。

スカイビング加工は、寸法変化を見越して歯車形状を柔軟に調整できるうえ、他の加工法では難しかった1台で内歯(インナーレース)、外歯(アウターレース)の両方の加工が可能となっており、歯車のホブ加工やブローチ加工と比べ工具の干渉範囲が少ないため、部品の短尺化、軽量化にもつながります。

2020/03/17(火) 23:57 ニュース PERMALINK COM(0)

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